東京の美容クリニックでのほくろ除去後に起こりうるトラブルとは

傷口からの感染や手術による傷が治癒する過程で瘢痕が残る

施術は細心の注意を払って行われますが、最先端のレーザーを使用した治療法であっても僅かながらに傷口から感染したり、傷が治癒する過程で生じる瘢痕が残る現象が避けられない場合があります。たとえばほくろの範囲が大きかったり、濃い色素が肌の奥までに達している場合は施術を行う範囲が広くなったり深くなるなどすれば、おのずと他の部位へのダメージも広がる可能性があります。

施術を行う前に医師からリスクとベネフィットについて詳しい説明が行われますが、自身にとって何がベストなのかをしっかりと検討したいところです。

肌が元の色よりも濃くなるか、または脱色するなど色素沈着が起こる

メラニン色素に反応するレーザーや光を使用した方法の場合、ほくろの色素に熱ダメージを与えて分解することで綺麗にすることが可能です。しかし、そのプロセスで他の部位のメラニン色素も反応してしまい、肌が元の色よりも濃くなったり、脱色するなど色素沈着が起こることがあります。

昨今ではマイクロレーザーやピコレーザーなどピンポイントで照射ができる機器が増えていますが、それでも他の部位の色素に僅かとは言え影響が出ることがあります。ただし、施術前のほくろよりは遥かに色素が薄い色です。

稀だが治療部位周辺の感覚が一時的、または永久的に減少することがある

レーザーや光を採用した機器はメラニン色素のみに反応し、世界的にも実績がある比較的安全性の高い治療法です。しかし、ごく稀に治療部位周辺の感覚が一時的、または永久的に減少することがあります。色素の範囲が広かったり皮膚の奥深くまで達していた場合、施術も深い部位まで行わなければなりません。

ここで神経に近い組織に影響を与えてしまった場合、感覚に影響を与えることがあります。最新の機器と施術担当者の優れた技術があればほぼ問題ありませんが、心配ならば事前に相談するのがおすすめです。

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